東京都が主催の第42回全国育樹祭の記念行事として
「森林・林業・環境機械展示実演会」が
東京のあきる野市にて行われ、見学に行ってきました。
国内、海外の林業に携わる機械メーカーが最新の機械を紹介したり商談をする展示会で今回も様々な機械や器具が展示されていました。
会場の真ん中には
立派なシンボルツリーのメタセコイヤ並木が圧巻。

全国的に木質バイオマス発電での木材需要が高まる中、
破砕メーカーも最新の機械を展示していました。

その他木材を搬出、運搬する機械や、

立木を伐倒、枝払い、玉切りなどをこなすハーベスタヘッドの
最新の性能を備えたものなどが主に展示されていました。

そして今回の見学の目的でもあった日立建機と提携しているハーベスタヘッド
「waratah」の現地オペレーターとして当組合の職員が操作をしていました。
この「waratah」のシステムは通常の作業の他、バリューバッキングという採材のシステムが
搭載されておりリアルタイムでの木材需要情報を取得し、
高い効率を導いてくれます。

その他、山に向かう際の作業車や、

チェンソーメーカーなど、一日では回りきれない程のボリュームです。

出入り口付近ではチェンソーの歴史の展示が行われていて
昭和初期からのチェンソーの変遷が分かるように展示されていました。

ここまで遡るとどういう風に操作するのかも分かりません。

林業の歴史を学び、感じながら、

現在最新である現在の林業も100年、200年後はこういったかたちで
紹介されるのかもしれません。

メタセコイヤ並木の印象が強烈に残りましたが、
とても有意義な時間を過ごせました。
来年は沖縄で開催されるそうです。